これまで学んできたPER・PBR・ROE・PEGレシオ。
どれも企業を数字で理解するための重要な指標ですが、
「結局どれをどう使えばいいの?」という疑問を持つ人も多いと思います。
この記事では、4つの指標の特徴と使い分け方を整理します。
① PER(株価収益率)|株価が利益の何倍か
- 計算式:株価 ÷ 1株あたり純利益(EPS)
- 意味:企業の利益に対して株価が何倍かを示す
- 使い方:割安・割高の判断に使う
- 注意点:成長率を考慮しないため、成長企業では高くなりがち
👉 「株価が高すぎないか」を見る最初の指標。
② PBR(株価純資産倍率)|企業の資産価値を見る
- 計算式:株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
- 意味:企業の資産に対して株価が何倍かを示す
- 使い方:資産面から割安・割高を判断
- 注意点:資産の質(使われているかどうか)も確認が必要
👉 「企業の土台がしっかりしているか」を見る指標。
③ ROE(自己資本利益率)|資本をどれだけ効率的に使っているか
- 計算式:純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
- 意味:株主資本を使ってどれだけ利益を出しているか
- 使い方:企業の“稼ぐ力”を測る
- 注意点:一時的な利益や借入による高ROEに注意
👉 「経営の質」を見る指標。
④ PEGレシオ|成長率を加味した割安度
- 計算式:PER ÷ 利益成長率(%)
- 意味:成長を考慮した本当の割安度
- 使い方:成長株投資に活用
- 注意点:成長率の予測が外れると判断が狂う
👉 「未来の割安株」を見つける指標。
4指標の使い分けまとめ
| 指標 | 見るポイント | 向いている投資スタイル |
|---|---|---|
| PER | 割安・割高 | バリュー投資(割安株狙い) |
| PBR | 資産価値 | 安定投資(資産重視) |
| ROE | 収益効率 | 長期投資(経営の質重視) |
| PEG | 成長率 | 成長株投資(将来性重視) |
私の使い方(実践例)
我が家では、
- PER・PBR で「割安度」を確認し、
- ROE で「稼ぐ力」をチェックし、
- PEG で「成長の持続性」を見ています。
この4つを組み合わせることで、
「安定して稼ぎ、成長を続ける企業」を見つけやすくなります。
まとめ:数字で企業を見る力を育てよう
4つの指標はそれぞれ違う角度から企業を映し出します。
- PER:価格の妥当性
- PBR:資産の健全性
- ROE:経営の効率性
- PEG:成長の持続性
数字を“単なるデータ”としてではなく、
企業のストーリーを読み解くツールとして使うことが大切です。
次回は、この4指標を使った実践的な銘柄分析を紹介します。



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